この記事では、我々が釣り初心者の時でも、「仕掛けが簡単で」「楽に魚釣れたな〜」という印象の強い仕掛けや方法についてまとめています。
1. 足元ブラクリ
実は、魚は堤防沿いの方がよく釣れます。
なのでわざわざ少し投げずに、簡単な仕掛けで足元を狙うというのがこの足元ブラクリです。

ブラクリの仕掛け
仕掛け自体は、針とオモリだけがついたブラクリというものを使います。
これは、ダイソーなどの100均などで買うことができます。
私たちも今だにこのブラクリにはお世話になっています。

エサ
このブラクリに、オキアミというエサをつけて足元に落とすだけで釣るというのがこの仕掛けです。
自分は「胴掛け」という尻尾側から針に通して、針を隠すようにオキアミを付けるのが好きです。

釣具屋で買った方が安いことが多いですが、こんな感じでパックで売ってます。
結び方
糸を結ぶ回数も1回で、クリンチノットという簡単な結び方で大丈夫です。
クリンチノットは、3回クルクルと回して、できた穴に短い方の糸を通すだけの簡単な結び方です。

この動画(2:45~)で結び方を紹介しています。
竿
竿については、どんな竿でも全然大丈夫です。
ただ、この釣り以降のことを考えると、釣具メーカーのエントリーモデルで硬さはシーバスロッドのL、ML、Mくらいの硬さを買っておくと、色々な釣りにチャレンジできると思います。
リール
リールは、よく分からないメーカーの安物だと釣り場でトラブルが発生しやすく、質が雲泥の差なので、ちゃんとした釣具メーカーのものを買った方が良いと思います。
エントリーモデルで十分です。
ラインの種類
ラインは、ナイロンラインの3号〜4号がオススメです。
自分たちはナイロン4号を使っていて、多分世間的には少し太めなのですが、太い方が安心して使うことができます。
仕掛けの作り方
竿のガイドに糸を通して、糸の先端にブラクリを付けるだけです。
とてもシンプルなので仕掛けを作りやすく、初めて釣りをする人にオススメです。
釣るコツ
釣るコツは、とにかく堤防を歩きまくっていろんなところに落としてみる、ということです。
この釣り方はヘチ釣りと言われます。
色々なところに仕掛けを落としてみて、魚の反応があるところが見つかったら頑張って釣るという感じです。
針に上手にオキアミをつけれると釣れたりもします。
2. サビキ釣り
サビキと呼ばれる擬似餌がついた針と、プラカゴにアミエビを入れて足元に落とす釣りです。
アミエビが魚を集めてくれるので、アジやサバ、イワシなど様々な回遊魚を釣ることができます。
サビキ釣りの仕掛け
サビキ釣りの仕掛けは、プラカゴ、サビキ針、オモリの順番に付けていくだけです。
大抵仕掛けの両端がスナップになっているので、結ぶ回数は最初の1回だけで済みます。

最初はこういった、オールインワンの仕掛けを買ってみるのがおすすめです。
もし自作をしてみたいという場合は、こちらの動画を見てみてください!
竿とリール
竿とリールは、先ほど紹介したエントリーモデルで大丈夫です。
2.5 投げサビキ釣り
投サビキ釣りは、先ほどのサビキ釣りにウキをつけることで、投げて沖を狙うことができるようになる仕掛けです。

回遊魚が足元を回遊していないことがあるので、ちょっと沖に投げるだけで途端に釣れるようになることもあるため、この仕掛けもおすすめです。
ただ、仕掛けが少し複雑になり、仕掛けが長くなるため投げづらく釣りの難易度が上がります。
なので、自分的にはまずは足元のサビキからチャレンジするのが簡単なのでオススメだと思います。
ウキさびきの作り方
浮きサビキはこちらの記事で詳しく書いたのでよかったらご覧ください!
ちなみに、最初はオールインワンの仕掛けを買って、結ぶだけというのが簡単でおすすめです。
竿やリールは、これまでと同じようにエントリーモデルのシーバスロッドで十分です。
3 ジグヘッドオキアミ
ルアーのように楽しく、エサなのでよく釣れる仕掛けがこのジグヘッドオキアミです。
ジグヘッドという仕掛け
ジグヘッドは、軽量のオモリと針が一体化した仕掛けで、アジングロッドなどの軽量の竿で20〜30メートルほど投げて巻きながら釣る仕掛けです。

通常は、これにワームという擬似餌をつけて魚を釣るというゲーム性の高い釣りですが、これにオキアミを付けることで更につりやすくするというものです。
これがなかなか楽しいんですよね。
ジグヘッドオキアミの竿
アジングロッドという軽量で柔らかい竿を使います。
エントリーモデルでも先ほど紹介したものより高価になります。でも使いやすさは間違いないです。
ジグヘッドオキアミのリール
アジング用のリールを買うと良いです。
メインライン
PEラインというものをリールに巻きます。
細く強度があり、感度が高いためメインにこの糸を使います。
リーダーライン
メインラインの先には、リーダーラインというものをつけます。
フロロカーボンという素材は、PEラインと比べて
- 摩擦に強い
- 感度が高い
- 目立ちにくい(見えにくい)
- 沈む
という特徴があるため、リーダーとして数十センチから1メートルくらい付けることで釣果を伸ばします。
メインラインとリーダーラインを結ぶ「トリプルエイトノット」
この結び方が簡単で、アジングロッドで釣れる魚には十分な強度です。
FGノットなどを紹介する人もいるかもしれませんが、簡単なノットで慣れていくことが大事だと思います。
ジグヘッドオキアミの仕掛け
アジングの仕掛けで調べるともっと詳しく出ると思いますが、
- メインラインとリーダーをトリプルエイトノットで結ぶ
- リーダーの先にジグヘッドをクリンチノットで結ぶ
と、とてもシンプルで分かりやすいです。
2つの結び方を覚えないといけないのでそこが大変ですが、釣り自体は投げて巻いて、とても楽しいですよ
釣りのコツ
ジグヘッドオキアミは生のエサなので、ワームよりも魚の反応があるのでとても楽しいです。
レンジ(針を通す深さ)を意識しながら、上、中、下とレンジを変えながら探って、釣れなかったら移動しながらまたレンジを変えながら探っていく感じになります。
サビキ釣りのようにアミエビで魚を呼び寄せる釣りではないので、自分の足で動きながら、レンジを変えて探っていくことで釣れるようになります。
釣れる魚は小さいかもしれませんが、いろんな魚が釣れるのでとても楽しい釣りです。
最終的にルアー釣りにチャレンジしてみたいと思っている人にはとてもオススメできます!
是非チャレンジしてみてください。