シマノさんのセミハードのロッドケースを2年使用したインプレについて書いていきます。
ロッドケースが必要になった理由
- 飛行機での旅行に使用するため
- 沖堤防などの瀬渡しで使用するため
自分たちはこれらの理由で、購入しました。
セミハードとは?
ロッドケースは主に、
- ソフト
- セミハード
- ハード
と、大きく3つの耐久性と重さに分けることができます。
耐久性が高いほど重く、持ち運びが大変になります。
ソフトは竿を購入時についてくるような、重さをほとんど感じないレベルのもので
ソフトハードは1〜2キロくらい。
ハードは3〜5キロくらいの物が多いです。
この中にさらに竿が入るわけですから、飛行機に乗る場合などの移動中は結構な重さになります。
シマノ ロッドケースストレートとは?
ロッドを衝撃から守るハードボードをボディに内蔵した、ソフトハードケースです。
黒のシンプルでカッコ良いデザインをしています。
ラインナップ
数字は長さで、「W」はワイド型で横幅が広くなり、竿の収納数が増えます
- 135
- 165
- 165W
- 195
- 195W
正確なスペック等はシマノさんの公式ページ(https://fish.shimano.com/ja-JP/product/bag_case/rodstorage/rodcase/a155f00000c53s4qab.html)の情報をご参照ください。
飛行機に載せても竿は安全か?
これまで自分たちは、4回の釣行で使用し、
往復で8回飛行機に預けましたが今のところトラブルに遭っていません。
荷物を預ける際に、航空会社に「釣り竿です」と伝えることで、多くのキャリーケースと一緒ではなく、配慮した積荷をしてくれているんじゃないかと思われます(荷物の受け取りのタイミングが違うため)
日本の航空会社に感謝です。
ちなみに、JALとスカイマークが特に扱いが丁寧だった印象があり、飛行機はそこの2社を使っています。
格安航空は手荷物が増えると追加費用がかかる可能性があり、それを計算するのが大変なので、LCC(格安航空)以外の航空会社を使うのが良いと思っています。
インプレ、使用感
品質としては大満足、大きさを間違えたかも
自分たちは、165Wのモデルを使用しています。
10ftサイズ(約305cm)の2つ折りの竿が入り、2人分の竿を入れる想定でこのモデルにしました。
ショアジギML、シーバスロッドML、M、アジングロッド2本の合計5本とかだと、全然容量が余裕でスカスカです。
もしかしたらこの構成なら165のモデルで充分かもしれず、もっと楽に持ち運びできたかもしれないです。
前述の通り、飛行機に8回、沖堤防への渡船で使用していますが、竿は無事です。
ハードな沖磯への渡船には使っていないので、そこでは大丈夫かは分からないです。
安心感のある十分な耐久性

ハードボディが搭載されており、とてつもない大きな衝撃を受けない限り竿は大丈夫だと思います。
重さにもよると思いますが、例えば他の方の竿ケースがバランス崩して倒れかかってくるようなケースくらいでは壊れないと思っています。
一つ注意点としては、チャックがある側はそのハードボディが搭載されていないことです。
とはいえ両脇の部分がハードボディで、ピンポイントに弱い部分を強く押されるようなケースじゃなければ大丈夫だと思っています。
旅行などで持ち運びしやすい重量感
旅行では、長時間持つので自分たちは1.6kgのモデルに竿を5本(ショアジギML、シーバスロッドML、M、アジングロッド2本)入れて持っていきましたが、ギリギリな重さでした。
特に電車の移動が大変で、羽田空港に向かうモノレールは特に狭いので人に迷惑がかからないようにするために、かなり神経を使いました。
長くてそこそこの重量があるのが結構負担になってくる感じです。
これ以上重いモデルだと、かなり公共施設での移動は大変なんじゃないかと思います。
移動が車で、用途が渡船とかだとハードケースなのかな?と思います。
便利な肩がけと、持ち手

長距離の移動では肩がけがあると助かり、短時間で持つのに取手がついているので便利です。
刺繍もしっかりついているので、耐久性も高そうで、今のところ全く取れそうな感じはしません。
底の滑り止めがすごく良い

地味にありがたいポイントです。
品質の良い滑り止めだと思います。
壁に立て掛けて置いておくことができるので、家や宿泊先での収納に便利です。
普段、家ではこの中に竿を入れて保管をしています。
リールをつけた状態で竿を入れられるか検証
ロッドケースには、ロッドにリールをつけた状態で収納できるモデルもあるようです。
瀬渡しでは移動するケースがあるため、仕掛けを外さずにロッドケースにしまいたいという時や、
磯釣りでは仕掛けを前日に作っておきたい、みたいなケースだと思います。
なので、このワイドモデルでリールを付けて収納できるか検証してみます。
本来の使い方ではないと思うので、参考程度ということで!
シーバスロッドM + 4000番リール
ムーンショットM、21ナスキー4000
ギリギリ入りました。
いざという時に使えますね。

ショアジギングロッドML + 5000番リール
コルトスナイパーXR 100ML、21ナスキー5000
超ギリギリ入りました。
スプールの大きさで運命が決まりそう。

ショアジギングロッドML + 5000番SWリール
コルトスナイパー100ML、20ストラディック5000SW
全然無理。ハンドルは外したのに。

検証時の条件・補足
検証時、ハンドルは折りたたんでコンパクトにしてます。








