【インプレ】セットアッパーは青物爆釣で初心者にも使いやすい

今回の記事では、私たちが最もお気に入りで使っている、ダイワさんから発売されているショアラインZセットアッパーについて紹介します。

セットアッパーとは?

ダイワさんが発売する、シーバスを釣るために作られたルアーで、

シーバス釣りのプロ、小沼正弥さん(オヌマンさん)が完全監修しています。

特別なロッドアクションが不要で、リトリーブ(ただ巻き)だけで魚を釣ることができます。

もともとはシーバス用ルアーという位置付けでしたが、現在では青物が爆釣することで有名になり、青物ルアーとしても地位を確立させています。

ラインナップ

表記の説明

125S-DRで説明すると、

125が長さです。ミリメートル単位なので、12.5cmの長さになります。

Sは、シンキングを指します。リトリーブしないと沈みます。Sの反対はFでフローティングがあります。これは逆に浮きます。

ここまでは、他メーカーのミノーも同じ表現になります。以下は、セットアッパーなど独自の略語みたいなもののようです。

Dはディープ、Rはライナーです。深く潜ってアクションするルアーであることを示しています。

LHはランカーハンターです。

LIはレーザーインパクトです。

FBはフルバックです。

シリーズ

  1. S-DR
  2. S
  3. SDR-LH(ランカーハンター)
  4. SDR-LI(レーザーインパクト)
  5. FB SDR-LI

セットアッパーには色々シリーズモデルがあります。

モデルの違いについて、説明していきます。

シンキングディープライナー(S-DR)

現在のセットアッパーシリーズで最もベースとなるモデルだと思います。

深く潜ってアクションするルアーで、もともとSだけだったものにDR(ディープライナー)が付き、よりリトリーブで浮かないルアーになりました。

潜行レンジが大体1.5mから2.0mくらいになります。そして飛距離がSと比較すると飛びます。

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シンキング(S)

S-DRと比較すると、潜行レンジが0.5mから1.0mと浅いです。

そして飛距離がS-DRと比較すると飛びません。

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ランカーハンター(LH)

ランカーハンターは、通常のS-DRをベースに、

フックが2つ(通常3つ)で、フックサイズが大きい。というのが特徴となります。

レーザーインパクト(LI)

S-DRをベースに、ダイワさんのレーザーインパクト加工がされたモデルです。

すごいキラキラした加工で、釣れそうです。

また、通常の125S-DRと比較して2g重く、28gあるのが特徴です。

レーザーインパクト

レーザーインパクトは、3Dマルチ反射構造により「イワシ」等と同様の高輝度反射光を多方向に放ち、「本物の誘いを遠くまで」を実現。
更に、泳いでいる時の反射光の明滅まで再現。夜間や日陰のわずかな光でもベイトフィッシュと同様、昼夜・場所を問わず光でターゲットにアピール。

引用:https://www.daiwa.com/jp/product/hrrx9qs

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フルバック レーザーインパクト (FB LI)

レーザーインパクトをベースに、重く、アクションを強くしたシリーズです。

125S-DRで37.5gあります。

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S-DRのサイズ

  1. 75S-DR 13g
  2. 97S-DR 18g
  3. 110S-DR 22.6g
  4. 125S-DR 26g
  5. 145S-DR 39g

一番人気があるS-DRのサイズ一覧です。

125がベースとなるサイズで、シリーズの際に紹介した派生モデルも125がメインとなってくるためカラーなどのラインナップも125が多くなってきます。

カラー

公式サイトに載っているカラーだけでもこれだけあります。

また、コラボカラーなど独自のものがあったり、それだけ人気のルアーであることが分かります。

(引用:https://www.daiwa.com/jp/product/eopcilx

実釣インプレ

我々が実際にセットアッパーを使って青物にチャレンジしてきた時のことを長々と語らせていただきます。

というのも、我々が初めてブリ族を釣ったのがこのセットアッパーで、ベリーメモリアルルアーなのです。

とりあえずサゴシは(あっさり)釣れました

大きい青物を目指して普段投げていたメタルジグからセットアッパーを中心に投げるものを変えてみました。

慣れ親しんだ場所でチャレンジしていると、最近あまり釣果が上がらなかったサゴシが早速釣れてくれました。

セットアッパーはお値段が高いので、サゴシカッターが怖すぎるのでサゴシ狙いでは使わないです。

初めてのヒット!セットアッパーは最強だったが・・・

この磯を先日の夕まずめに調査した際、ベイトがいて、大きめの魚が跳ねたのが見えたので期待をして朝まずめ調査しにきました。

向かい風で、少し波がありました。

ポッパーなどトップは全然操作できない中、セットアッパーが炸裂します。

が、ランディングをミスりバラしてしまいました・・・。

正直、釣れると思っていなくてランディング場所をしっかりと考えていなかったのが今回の失敗の原因でした。

波が強い前方でのランディングは無理だったので、横に誘導して波のないところであげるべきでした。

昨日の反省を生かしてリベンジ!初めてのブリ族

タックル

  1. 21ムーンショットM
  2. ナスキー4000XG
  3. ラインVARIVAS アバニ1.5号
  4. リーダーラインVARIVAS フロロカーボン25LB

人生初のブリ族を釣り上げました(嫁が先に)

先日の磯と同じ場所に立ちます。

昨日とは打って変わって、穏やかな海で平和な雰囲気があります。

キャストをミスって左方向にルアーが飛んだと思い、回収するような気持ちで巻いていたら・・・

ぐぐぐっと魚の当たりがあり、巻き合わせでフッキング。

前回の反省を生かし、無事ランディング成功!!

69センチのメジロサイズのブリさんでした!

ちなみにヒットルアーは、

セットアッパー125S-DRのラトリンアデルブルピンアジでした。

Amazonの商品名がミスってますが写真見て分かる通り、これはブルピンアジなのですが、写真のブルピンアジが届きました。

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さらに釣果を目指し、別の一級磯へ通う

また嫁がやりました。

前回の場所は、後日天気が大荒れの日があり、ベイトが散ったことや、漁船が減ったことから魚が減ったのだと考え、

別の磯に通うことにしました。

ここで竿を出すのは初めてだったので、試しの夕まずめ釣行で嫁がやります。

着水後、数秒カウントし、セットアッパーを少し沈めレンジを下げてから巻き始めます。

磯だと、足場が高いところでトップを投げると操作が難しいですが、このセットアッパーであればただ巻きでOKです。

今回は、まもなく回収というくらいの手前30メートルくらいでしょうか。

また当たりがあり巻き合わせでフッキング!

足場が高いので安全のためにドラグはゆるゆるなのですが、深い磯で手前の瀬に擦れたりという心配があまり無いのでゆっくりと戦います。

無事ランディング成功!!

嫁がまた釣りたい。

旦那(筆者)は、「なんでぇ?あなたばっかよ」と思わずオカマ口調にもなります。

そしてこの日の日暮寸前のところでついに、念願のメジロを僕も釣ることができました。

嬉しい。

2匹とも、メジロサイズのブリでした。

ちなみに、今日もワイだけボウズかと、悟りを開いていたタイミングで釣れたので、きっと無心じゃないと釣れないんだと思います。

この時、我々はヒットルアーを撮影する余裕はまだありませんでした。

嫁:セットアッパー125S-DR アデルケイムラ王道イワシ

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旦那:セットアッパー125S-DR ラトリンアデルブルピンアジ

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遠征、最後のチャンスで嫁、釣る

前回の一級磯に再度向かいました。

青物は回遊がある時に狙わなければという意識の高さから、気合いで頑張ります。

動画は5月中旬の撮影。春の青物シーズンが終わり始めていたころでした。

いつものポジションに立ち、いつものセットアッパーを投げます。

朝は活性が低い嫁ですが、夕まずめは活性が高い嫁です。

謎の魚を呼び込む音楽、そして歌を歌い準備は整った12投目。

いつも通りキャスト後少しだけ沈めて、ただ巻き数回をすると・・・

今回は巻き合わせではなく、魚の感触を感じ竿で合わせてフッキング成功!!

「きたきたきたきた〜」という余裕も出てきた嫁。

「は?俺ずっと投げてんすけど?」と旦那。

休み休み投げている嫁のほうが先に釣ってしまう釣りの七不思議を感じつつ、ランディングに向かいます。

嫁が頑張る姿を横から撮影します。

最初、テンション高くポンピングしながら寄せていきます。

最初だけテンションが高かった嫁。

今回はなんと、フッキングした場所が結構、沖の方でした。

かつてない長期戦となり、最初の元気はどこへやら疲れています。

最後のランディングでは、疲労の影響でいつになくグダグダでしたがなんとか釣ることができました。

「やった〜また釣れたゼえ〜」

ありがとうセットアッパー。

ヒットルアー:セットアッパー125S-DR ヒラメピンクイワシ

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シーズン変わって、南房総の夏にも

初めて南房総の磯に行ってみました。

ここでもセットアッパーを投げてみました。

この場所は基本、そんなに手前が深くなく、根が点在しているのか、下にセットアッパーが擦れるのを感じながら巻いていました。

根がかりそうな気がするので別のルアーにしようかなと考えていたら・・・

人生初のヒラスズキが釣れました!

嬉しい!

このポイントは根掛かりが怖かったので、S-DRよりSの方が良かったかもしれません。

ヒットルアー:セットアッパー125S-DR ラトリンアデルブルピンアジ

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宮古島では痛恨のバラし

ウェディングフォトついでにガッツリ釣りの装備を持っていき、小さめのGTでも釣れないかななどと考えていたら、

磯で嫁がヒット!するも、痛恨のバラし。

魚の姿を見ることはできませんでした。

秋シーズン再び一級磯へ

  1. ロッド:コルトスナイパーXR 100ML
  2. リール:ナスキー5000XG
  3. ライン:PE2号(VARIVAS マックスパワー)
  4. リーダー:30LB(VARIVAS フロロカーボン)

秋は最も釣りが楽しいシーズンです。

なぜなら釣れるから!!

春は貸切状態だった一級磯も、大混雑でしたが運良く入れてもらうことができました。

嫁はいつもの高い位置から投げています。

自分は、少し足場が低い、普段ランディングしているようなところから投げます。

手前から投げているので、飛距離を出すために145S-DRを投げていました。

全力でキャストし、ただ巻きをしていたら・・・

きましたきました。春は嫁に惨敗でしたが、ついに僕の時代の幕開けです。

魚が左の方に寄っていってしまい、慌てて嫁のポジションを奪い糸が擦れないようにします。

そして隣のエサ釣りの方も応援してくれました。ありがとうございます。

みなさんの応援を受けながらなんとかキャッチ。

ちなみに僕の時代は幕を明けましたが、それ以降は釣りに行けていません。

ヒットルアー:セットアッパー145S-DR グリーンチャートベリー

(この色はネットではもう売ってないかもしれません)

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他にも、ダツやエソといった外道も多く釣れています。

とてつもなく、長くセットアッパーを使って青物など釣った思い出を書き連ねてきましたが、ようするに、釣れるねん!

そして、ただ巻きで釣れねん!

セットアッパーのインプレ

飛距離

ショアから青物を狙うには飛距離が大事と思う機会が多々あります。

このセットアッパーは、飛びます。

安心してください。飛びますよ。

クリア系のカラーだと重心移動システムをよく確認することができます。

引用:https://www.daiwa.com/jp/product/eopcilx

ボディの中のタングステン素材のウェイトが、ワイヤーを伝って重心移動するのが分かります。

ボディ自体は軽い素材のようですが、このタングステンのウェイトで飛ばしているような印象です。

ルアー自体が重いため、強風の時でもある程度飛びます。

嫁がシーバスタックルで無風の時に、125S-DRで60mくらい飛ばしています。

自分は145S-DRだと80mくらい飛んでいるはずです。

我々は足場が高いところから投げがちなので、サーフとかだともう少し飛ばないかもしれません。

アクション

ただ巻きでブリブリ泳ぎます。

潜行レンジが深い分、高い足場でも足元まで泳がせながら巻いてくることができます。

また、スローリトリーブでも十分ブリブリ泳いでくれて、巻き速度を色々試すことができます。

リトリーブしてるだけは当然、巻いて止めるを繰り返すようなアクションをした際にもエビるなどのストレスもありません。

ライトゲームのミノーのようにトゥイッチさせるような使い方もできなくはないですが、リトリーブメインでアクションさせるルアーだと思います。

ブリブリ泳ぐ感触はスローのときでも結構手元に伝わってきますが、とくに巻き疲れるというような感覚ではないです。どちらかというと泳いでくれているという安心感があります。

潜行レンジ

基本的に表層より少し沈んだあたりを泳いでくれるルアーです。

着水後の巻き始めタイミングによって潜行レンジを調節することができます。

1.5m〜2.0mが基準となる潜行レンジだとは思いますが、着水後すぐに竿を立ててリトリーブすれば1m以内のレンジも攻めれていると思います。

逆に、着水後10秒ほど待ってから巻き始めるとレンジを落とすことができ、これが効果的なパターンもあり、嫁はこれでメジロを釣っています。

どうしても足場が高くてルアーが浮いてしまうパターンの時にも、着水後少し待ってから巻き始めれば浮かずに泳いでくれます。

トラブル

飛行姿勢が悪かった際に、リーダーにトレブルフックが引っかかりエビるということはあります。

それ以外はありません。

これはキャストの上達で改善されていくと思います。

特に軌道が大事だと考えていて、飛距離を出すために高い軌道にするとエビりやすいんじゃないかと思います。

合うタックルについて考察

ロッド

基本的にほとんどのシーバス、ショアジギタックルで使用することは可能だと思っています。

自分としては投げて巻くだけの単純なアクションで釣ることが可能なので、サーフロッドなど10ft以上の竿で飛距離を出すのが良いんじゃないかと思っています。

当然狙いの魚によってタックル自体は変わると思いますが、ショアから青物を狙うのであれば長めの竿の方が釣果につながりやすいような気がしています。

リール

自分が堤防で使うなら、4000 ~ 5000のリールにPE1~2号を巻いたリールを用意すると思います。

リング

自分はこの#4を使っています。

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フック

3〜4号を使っています。

青物はなかなか釣れるものではないのでフックは大事だと思います。

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潜行レンジが深いことのメリット

自分はこのルアーの最大の魅力は潜行レンジが深いことによる、どんな釣り場の状況でも釣りになる性能にあると思っています。

危ないと思ったら先端に立たなくても飛距離が出せるので沖まで飛ばせますし、

うねりが強いとき足場が高いところを選択した時にもしっかり泳がせることができます。

波があっても沈んでくれるので波の上をトビウオすることもなくしっかり泳いでくれますし、厳しい条件でも使えるルアーだと思います。

1軍でエースなのに条件が良くないと出場できないようだと微妙ですからね。

どんな時でも登板して抑えてくれる存在なのがこのセットアッパーだと思います。

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