この記事では、関東でとても有名なタチウオポイントである、「うみかぜ公園」でタチウオを釣るための仕掛けについて書いています。
初めてこのポイントで釣りする方や、初めてタチウオを狙ってみたい方が、この釣り場に行った時に途方に暮れないよう参考になれば幸いです。
大事なのは、「飛距離」と「光」
飛距離が必要な理由
タチウオの回遊によって、どれくらい陸に寄るかはその日次第です。
手前では全く釣れないパターンの日もあります。
飛距離が出るものを準備しておくことに越したことはないので、最低でも50メートルは飛ばせる準備をしておきましょう。
光が必要な理由
タチウオは光に寄っていくという習性があります。
これにより発光する仕掛けを使うか、使わないかによって全然釣果が変わってきます。
この釣り場は人が多く、ほとんどの人が発光する仕掛けを使っているため、それ以外の仕掛けではかなり渋くなってしまいます。
また、タチウオは地合いがあれば昼でも釣れる魚ですが、メインとなってくるのは夜です。
常夜灯が多く設置されている釣り場ではありますが、蛍光のものを使うことで釣りがしやすくなるというメリットもあります。
自分の仕掛けがどこに飛んだのかわかることで、この釣り場ではかなり釣りがしやすいです。
タチウオを釣り仕掛け
- 夜行のテンヤをつけ、ドジョウ型のワームを付けたルアーフィッシング
- 電気ウキ+キビナゴのエサ釣り
- グロー系のフロートリグ
①夜行のテンヤをつけ、ドジョウ型のワームを付けたルアーフィッシング(初心者向け)
これは最も簡単なので一番おすすめの方法です。
釣果は、後述するエサ釣りの仕掛けの方が良いかもしれませんが、初心者でも簡単に扱うことができます。
以下の仕掛けを買うのが最も簡単な方法です。
こういったタチウオ用の仕掛けは、この公園の近くにある、上州屋さんでも購入することが可能です。
事前に準備しておくのがベストですが、忘れた場合は上州屋さんに行ってみましょう。
②電気ウキ+キビナゴのエサ釣り
もっとも釣果が期待できる仕掛けです。
タチウオはキビナゴでよく釣れる魚ですので絶対に釣りたい人はキビナゴを使った仕掛けがオススメです。
ジグヘッド単だとこの釣り場では飛距離的に厳しく、
発光させた方が釣果が増えるので以下のような仕掛けを使うのがオススメです。
③グロー系のフロートリグ
フロートリグとは、ワームフィッシングに飛距離をつけるため、
重さのあるウキをつけるものです。
これをつけることによって、
- ジグヘッド単より飛距離出る
- ゆっくり表層を巻ける
というメリットがあります。
さらにグローのものを使うと発光させられるので、この釣り場にマッチしています。
ジグヘッドの先にはグロー系のワームや、キビナゴをつけると良いです。
発光させるためのUVライト
仕掛けを発光させるためにはUVライトがあると便利です。
自分はこれを使用しており、買って2年経ちますがまだまだ現役です。
青物を調理中の寄生虫チェック用にも使っています。
タックル
必要な強度
タチウオはそこまで引きが強い魚ではありませんので、エギングロッドのMLやアジングロッドの硬いやつくらいの強度があれば全然問題がありません。
ガイドの大きさ
2つ目に紹介したウキ釣りの場合、ウキ止めがガイドを簡単に通らないと引っかかってストレスなので、ウキ釣りを考えている人はガイドが大きい竿を使う方が良いと思います。
飛距離が出るシーバスロッド、サーフロッドがベスト
基本的にはお手持ちの竿でなんとかなる釣りな可能性は高いです。
もし新しく海でルアーを始めようという方には
9.6ft以上のシーバスロッドかショアジギロッドをお勧めします。女性でもオススメなのか以下の竿です。
将来的に青物にもチャレンジしたい場合は、以下の竿を買えばずっと長く使えます。
その他
基本的にお手持ちのリール、ラインを使っていただければ良いと思います。
ルアーをやる場合は、飛距離があった方が良いので、PE1号以下が巻かれたリールが良いと思います。
補足情報と注意点
非常に、混雑する釣り場です(数メートルごとに人がいる感じです)
キャストを正確に自分の前に投げられるくらいのスキルがないと、他の人に迷惑がかかり、そして自分も楽しめない釣り場だと感じました。
ルアーのキャストに自信がない方は、他所で練習してから臨んだ方が楽しめると思います!
タチウオは、白身魚でとても美味しく、とくに天ぷら・フライにすると超絶美味です。
ぜひチャレンジしてみてください!
釣り場情報、禁止時間など
公園の情報を参照し、ルールの厳守をお願いいたします。